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アバンレポート | 【AR VOL.21】次世代モビリティとは何か ~まちづくりへのインパクト |
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デジタル技術や電気自動車・自動走行技術の急速な進化によって、従来の交通システムは大きな転換点を迎えています。「スマートモビリティ」と呼ばれるその動きは、自動走行システムの普及、ナビゲーションシステムの進化とともに、道路を含めた現代の都市構造にインパクトを与えることが予想されます。また高齢化やコンパクトシティへのソリューションとしての「シルバーモビリティ」ともいうべき視点――例えば、高齢者に優しいラストワンマイルをつなぐモビリティや、移動図書館・コンビニ等のサービスのモビリティ化といった方向性――も考えられます。当社はこうした交通にかかわる大きな変化に常に着目しつつ、まちづくりへの反映を行います。
当社もメンバーとして参画している宇都宮スマートシティでは、全国初の全線新設軌道となる「LRTの整備」事業(2022年3月開業予定)が未来のまちづくりの中心として位置づけられています。宇都宮スマートシティでは、ICTを活用したLRT・鉄道・バス・デマンド型地域内交通手段等を柔軟に組み合わせた快適なモビリティ環境の構築がめざされています。
当社が実施している鹿児島県徳之島の電気バス実証事業は、太陽光発電等の再生可能エネルギーを活用した地域内の自給自足型交通の構想への発展が見込まれています。また、今後展開される多様なモビリティの結節点として、災害復興拠点を兼ねた「都市型道の駅」の提案も行っています。
徳之島の電気バス実証運行
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